こんにちは!totoです。
先日、姫路の革の里で買ったヌメ革。
厚さは1ミリ程でパリッとしてるから扱いやすい。
この革で、息子の名刺入れを作るよ!
型紙作り
5.5センチじゃなくて6.5センチの間違いです。 ↓
普通は厚紙で作るようだけど、今回も直線のみの単純な物なので、カレンダーの裏を使って。
複雑なカーブなどが入ってくると厚紙が必要かも知れませんが、適度に厚みもあって、カットするのがラクなので重宝してます。
まあ、これ見て作ってみよう!と思う方がいるかどうか。。。
万が一作ってみようと思われた方、なんなりと質問を!
ただし、今回が2作目の超初心者です!
切り出し
型紙をカッターで切り抜いて、革に当ててみる。
今回の革は柄があるので、使いたい柄の範囲を選んで、型紙を配置。
切り出し。 これが1番緊張する・・・
置いた型紙に定規をあて、ズレないように押さえながらカッターで切る!
キレイに切るには思い切りが必要! 一気に切ってしまいましょう!
床面の処理
それでは、切り出した革の床面(裏面)の処理から。
うわぁ〜‼︎(;´д`)
できれば見せたくないくらい汚い!
1番黒いのは、先日買ったコバの着色仕上げ材。
塗るだけで綺麗な艶。革のコバを、水濡れに強く、美しく、割れにくく丈夫に仕上げます。
と書いてあります。
コバ専用なのですが、床面に塗っても良さげな雰囲気なので、見えない所に塗ってみた。
失敗です!ヘラで塗ったのもあるけど、思ってたイメージと全然違う!
それに乾いても、くっつくし色が付きそうなのでトコフィニッシュを上塗りしました。
次にまだらになった革。
これは、トコフィニッシュ(透明)とコバの着色仕上げ材を混ぜて塗ってみた。
これも微妙・・・
ヘラで塗るからダメなのか?
最後に1番大きい革。
これは無難にトコフィニッシュのみ。塗りたてだから汚いけど、乾くと元の皮の色に。
最初からこれでよかったみたい。
なかなかチャレンジャーでしょ⁉️
へへっ・・・( ̄▽ ̄;)しかも雑に。
※床面に色を付けたいときは、色付きのトコノールがあります。
あとでやりにくい部分のコバ処理
次は縫い合わせた後に塗りにくいコバに先にコバの着色仕上げ材を塗っておきます。
今回はそのまま着色しました。
仮止め・接着
蓋になる部分のポケットを接着。
接着剤がはみ出ないよう、縁から2ミリあけてマキシングテープを貼ってから接着剤を綿棒で。 接着面はしっかりくっつくようにカッターの背で荒らしてあります。
仮止め。マチと一緒に菱目打ちする部分を両面テープで仮止め。
本体の革、仕切り、マチ、マチ側の本体の革に両面テープを付け、一度形にしてからコバをヤスリで磨きました。
まだ、仮止めの状態です。
ヤスリではみ出た革を揃えることで、きっちりヘリから2ミリの場所に菱目打ちがしやすいように。 試行錯誤しながら。
菱目打ち
今回は縦向きに菱目打ちしてみた。 (写真の都合上向きを変えてます。)
どうかな??真っ直ぐできたかな??
表面に菱目打ち2本を使って印を付け、表面を上にして菱目打ち4本で縫穴を空けます。
革が重なっているところや角は慎重に。
仮止めしたマチの片方を1度剥がして、とりあえず本体の革を一周。
次に反対側のマチを付け直して、付いてた方のマチを外します。
本体の縫穴を目印に揃えてから、ズレないようにキリで固定。 本体の表面を上に、縫い穴の上からもう一度菱目打ち。
何でこんな面倒くさいことするのか???
菱目の向きが変わるからです!
全部表から打たないと、菱形🔶🔶🔸がきれいに揃わない。
これで、マチの両側に縫穴が空きました。
菱目打ちが終わったら接着剤で固定。
最初にコバの着色仕上げ材を塗ったのは黄色の点線部分です。
今日はここまでだよー!
今回、自分のものでないので、慎重に慎重を重ねて作っているつもりなのです。
(あ“〜!これで慎重なの???って声が。。。(>人<;))
根が適当な性分なもので・・・
明日から縫い合わせ作業に入ります。
それでは。