こんにちは!totoです。
スマホを買い替えました。
当然以前使っていたスマホケースは合わず新しく作り直すことにします。
以前投稿したブログを見ると作ったのは2020年11月。
1年半使い続けてもキレイでまだまだ使えます。 手にも馴染んで使い続けるほどに味が出てくるのが革のよいところ。
今回はこげ茶寄りの黒の革で作ってみます。
別の用途で白の革が欲しかったのですが好みの白が単品でなくセット売りのものを購入しました。
2枚セットで1,200円。 購入先は姫路のアンテナショップ「革の里」です。
スマホケース
作り方は前回同様。革を濡らして型を取って作ります。










革にキズができた!
ここまでは前回と同じ工程です。
前回と違うのは今回の革は厚くて柔らかいこと。 そしてとってもキズが付きやすい・・・
濡れた革をへらで押さえたときに出来たキズです。 そこで以前買っておいたコバスーパーを使いました。
買った直後は不要なものを買ってしまったと後悔しましたが、キズには効果大でした。 そのまま綿棒で薄く重ね塗りをして乾燥させると探さないとわからないほどです。
こんな使い方も出来るんだ・・・
完成したのがこちらです。
でもこれだけじゃつまらない。
スマホケースのケース
次は、ポケット型のケースを作ります。
使った革はスマホカバーと同じもの。
使っていないお弁当箱のふたを使います。 このふたの厚みと幅がカバーを付けた状態のスマホにちょうど良いサイズだったんです。
まずはふたよりも大きめの革を切り出します。 長さはかなり長めに取ってありますが、折り曲げる予定なので。
スマホカバーの時の教訓を生かし、キズがつかないようラップをかぶせます。


本体(表面の型を取った方)が乾いたらもう1枚革を切り出します。こっちの革は背面、フラットなまま使うのでスマホのサイズより少し多きめサイズにしています。


背面に縫い合わせるベルトはコバを磨いておきます。


折り返した部分もボンドで接着。
ベルトに金具を取り付けたら両面テープで固定し菱目打ち、縫い付けておきます。


さて、下準備が終わったところで、本体の菱目打ち、縫い作業です。
コバ処理
コバ処理にはリューターを使いました。
もともとは焼印を作るために買ったのですが、早く簡単に削れるのでコバ処理にも使っています。


まとめ
前回のスマホケース作りがうまくいったので、今回も同じ方法で作りました。
分かったこと: 革によって性質が違うということ。
今回の革はとてもデリケートですぐにキズが付いてしまいます。 ラップを被せてキズを防ぐ方法を取りましたが、型付けにヘラを使わず、濡れた状態の革をラップで保護した後、不要になったクレジットカードのような硬いプラスチックをスマホの角のカーブに合わせてカットし革を挟み込んで乾くまでクリップなどで留める方が良かったかもしれません。
革の性質を見極めるのは難しいですが、端革を濡らして試してみるのも必要かと思いました。
次回、スマホを買い替えた時はこの方法で試してみたいと思います。
では。