こんにちは!totoです。
名刺入れ完成〜‼️
どう、どう??
結構いい感じ⁉️
名刺もちゃんと入ります。(試しに20枚入れてみた)
さて、今回レザークラフト2作目の超初心者。
1作目は旅行用の長財布でした。
2作目作ってみて気付いたこと、改善点などをまとめてみました。
革選び
厚さ1ミリ程度のヌメ革を使用。 前回、1.5ミリ程度の柔らかい革を使用。
前回の革と比べてみた感想です。
薄くてパリッとしているので扱いやすかったです。
薄いから重ねても菱目打ちしやすい。
縫うときもフニャッとしないから縫いやすい。
革がしっかりしているので、コバ処理がしやすい。
縫い糸
- 糸の種類によって使用感が違う。
今回使ったのはこの糸。
ベタベタ感が少ないので縫いやすい。 前回の糸はベタベタしすぎた。
- 初心者のうちは縫い糸の色を変えてアクセントにするのは避ける。
縫目の荒が目立つので、同色にした方が目立たない。
慣れて菱目打ちが真っ直ぐうてるまでは縫い糸の色を革の色に合わせる。
菱目打ち
*菱目打ちは縦に打つ方が歪みが少ない。
菱目打ちが真っ直ぐできれば縫い目も綺麗に見えます。
まずは菱目打ちを真っ直ぐ!
縫い
針に糸を通すときに普通の裁縫の通し方で問題なし。むしろその方が調整しやすい。 (レザークラフト友達のどーなんさん、猫andさんのやり方を真似てみた)
糸の長さは縫う長さの4倍がちょうどよかった。
糸の始末に接着剤を使うと目立たない。 (革の表面に付着した接着剤はすぐに拭き取る)
分かりにくいですが、確か上から3穴目で糸をカットしたはず。
実際に見てもどこで糸の始末したのか分かりません。(写真を撮るときは記憶を頼りに)
全部縫い終わったら、革の裏面、同じ穴から糸を2本とも出してきます。糸どうしを緩く丸結びします。もう一回革に通すので、まる結びの位置が革の穴の中に収まる位置で。
丸結びしたところにボンドを付けます。そして、そのまま革の次の穴に針を2本とも順に通して表でハサミでカット。 (自己流です。)
この時使ったハサミが百均で売ってる眉毛用のはさみ。
これ使える!際で切れるので余計な糸が出ない。
実はこの眉バサミ、卓球ラケットのラバー張り替えの時に使ってたもの。(卓球は未経験) ラバーをラケットに沿ってカッターで切った後、ちょっとした凸凹を修正するのに便利でした。 なので、柔らかい革ならちょっとした凸凹を落とすのにもいいかもしれません。
もしかしたら、レザークラフトの道具にそういうハサミがあるかも。でも、百均の眉毛ハサミで十分使えるから、これでよし!
コバ処理
- コバの着色仕上げ剤。これは要らなかった。
なんか不自然だし汚い! 磨いてもダメ。付けなきゃよかった。
- コバ処理は水とトコフィニッシュを使って。
上が処理前。下が処理後。
処理後の糸が白くなってるのは、紙やすりで磨いた革の粉?が付着してるから。
ロウが塗ってあるから布で拭いても撮れない!
マキシングテープで縫い目を保護してから磨いたら良かったのだろうか??
この辺、今後の課題です。
写真では分かりませんが、処理後は艶もあります。
まずは、コバ面に水を付けます。指で塗る感じ。
紙やすりを使ってズレた部分を整える。 最初は荒い紙やすり(80)、最後に細かい紙やすり(320)で。
角張った所(ヘリ)をカッターの背を使って削る。 (ヘリ落としなる道具があるのですが、持ってませんのでカッターで代用。角張った部分を軽く削る感じで。)
トコフィニッシュを指で塗って、布で磨く。 4は気が済むまで繰り返す。
2と4の工程は終わりがないように思います。キリの良いところでやめておきましょう!
トコフィニッシュは無色透明ですが、塗る、磨くを繰り返すといい塩梅のつやと色合いに仕上がります。
こっちの方が断然いいでしょ?
3と4の工程の間に水を付けて布で磨く作業を繰り返すとさらに艶が出て綺麗になるようです。
後から解ったのでやってませんが。
前回作った長財布の使用感。
(これは猫andさんのリクエストです。)
良かった点
使いやすいです。
マチが大きく開くのでお札が取り出しやすい。
小銭入れも革が柔らかい分開け安いので取り出しやすい。
革が少ない分、軽い。
手触りが良い。
悪かった点
革が柔らかいので蓋(カード入れ)の部分が自立して立たない。(蓋を開けると重みで反対側に折れる。中表で畳んだ感じ。)
カード入れを縦向きにしたため、カードを入れて蓋をすると、カードの凸凹が浮き出る。 (これはサイズの問題?革が柔らかいから? 財布の縦の長さをもう少し長くするか、カードは横収納にした方が無難)
ほとんど、柔らかい革についての感想になりましたが、お金は取り出しやすいです。 カードの出し入れは・・・ やっぱり横収納の方が出し入れしやすいですね?
革選びの時に、好みよりも柔らかさや軽さを重視したのもちょっと微妙。
たぶん、気に入った革を使うほうが永く使うんじゃないかな?
まとめ
今回気付いた点を箇条書きでまとめてみました。
革は初心者のうちは柔らかい革は避ける。 でも、手触りはいいよ~!
糸は初心者のうちは革と同色にする。 糸の通し方は普通の通し方でよい。 (今回使った糸は扱いやすかった。)
菱目打ちは縦向きに打つ。
糸の始末は、接着剤と眉バサミを使うと目立たない。
コバ処理は水とトコフィニッシュを使って磨くと、艶が出る。
以上! 今後の参考に。
次回作は、以前自分用に買ったDカン!
これで何を作るかは、出来てからのお楽しみ〜!
そして、次回は兵庫県朝来市のひとり旅。
ラスト!生野銀山に行ってきましたー!
詳しくは後日。
それでは。