こんにちは!totoです。
今回は最終の生野銀山です。
生野銀山歴史
生野銀山は807年に発見されたと伝えられていますが、本格的な採掘が始まったのは1542年からです。 織田・豊臣の各時代を経て、江戸時代に生野銀山は最盛期を迎えます。
明治に入り、政府直轄鉱山となった生野銀山はフランス人技師により数々の先進的施策で、めざましい近代化を成し遂げました。
明治22年には宮内省御料局の所管へ。次いで明治29年、三菱合資会社に払い下げ。
昭和48年に閉山。開坑1200年の長い歴史を閉じました。
その間に掘り進んだ坑道の総延長350㎞以上、深さ880mとか。
生野銀山へようこそ!
それでは写真で。
金香瀬(かながせ)坑口(観光坑道入口) ジャン=フランソワ・コワニェによるフランス式の石組で築造されたアーチ型の抗口 内部の気温は年間通じて13度! これは涼しいというレベルではない・・・ 薄手のパーカーを持って行ったけど間に合わず。個人的には薄手のダウンがベスト!(寒がりです(>人<;))
羽織りものは必須です!
ワイン熟成中・・・
↑狸掘りの跡 人が這いながら掘り進んだ江戸時代の坑道
覗くと足がすくみます。
巻上機とエレベーター。
坑道はこんな形。進行方向を示す→印があるのでちゃんと出て来れます。
トロッコレール跡 出口から出て
下の写真、入り口左側の階段を上がると露天堀跡が見られます。
露頭とは鉱脈が地表に現れた部分で、昔はこれを探し当てた後に地中へ掘り進みました。
マムシには注意!そしてトカゲもいます。
生野銀山詳細
〒679-3324
兵庫県朝来市生野町
小野33-5
TEL.079-679-2010
http://www.ikuno-ginzan.co.jp/ryokin/ryokin.html
料金 900円(駐車場無料)
生野鉱物館(生野銀山文化ミュージアム)の入場は別途100円
営業時間 9:00~17:30(4月~10月)
11月 9:00~17:00
12月 9:30~16:30
3月 9:30~17:00
休館日 12月~2月の3ヶ月間のみ毎週火曜日
(火曜日が祝日の場合は翌日)
観覧所要時間 約40分
坑道内コース
アクセス
生野駅より約5km。
バス停:生野銀山口バス停下車徒歩10分。
路線バスは本数が少ないため、事前のご確認を。
車でのアクセス
生野・生野北第1R → 国道312号 → 国道429号 →生野銀山
https://www.h-dorokosya.or.jp/bantan/kankou/map/
(播但連絡道路ホームページより)
まとめ
生野銀山、見応えあって良かったです。 坑道内の独特の雰囲気は、鉱山発見から1200年という長い歴史とロマンを語りかけているようです。
そして、鉱山の景色もとても綺麗です。普段とちょっと違う山の景色を堪能してみて下さい。
ただし、坑道内は寒いです!
年間通じて13度と言うと、ほとんど冬。
訪問したのは9月初日の30度超えの日でしたが、涼しいと思えるのはほんの一瞬!
ゆっくり観たいけど寒い、早く出たいけどまだ観たい!と、葛藤しながらの見学でした。
暑い夏には涼しくておススメ!とよく聞きますが、私はむしろ内外の温度差の少ない冬の方がおススメだと思います。
ゆっくり心ゆくまで見学できますよ?
兵庫県朝来市のひとり旅総まとめ
コロナ渦で兵庫県内の良さを見直そう!と8/31〜9/1の一泊で朝来市を訪問しました。
朝来市は自然豊かでとてもキレイな所です。
今回巡ったのは順に、神子畑選鉱場跡・立雲峡・竹田城跡、そして生野銀山です。
ホテルは城下町ホテルENに泊まりました。
もう一度行くとしても、どこも外したくないステキな場所です。
おススメの場所ですので、是非訪問してみて下さい!
どこも、季節によって表情を変え新しい発見があるかもしれません。
ただし、雪にはご注意を!
追伸
関西最強の温泉と言われる温泉です。
ホテルの様子や温泉をレポートするのでよかったら見に来てね!
それでは。