こんにちは!totoです。
香住からの帰り玄武洞公園に寄りました。
香住から玄武洞までは車で40分ほどの距離です。
玄武洞公園
詳しくは後述しますが、玄武洞は約160万年前に噴出した溶岩が冷え固まり、その後、海や川で削られ美しく規則正しい柱状の岩壁(柱状節理}が露出したものです。
露出した柱状節理は砕石が容易で河口に面し輸送にも便利だったため掘り進められ採石場となりました。 洞窟は江戸時代に人為的に掘り進められたものです。
玄武洞公園にはこの柱状節理の洞窟が5つあります。
玄武洞の中に入れるの?
現在は洞窟内には入れません。
20〜30年前は洞窟内の見学もできたようです。 (30年ほど前に玄武洞に行った母は、洞窟内は狭いけど涼しくて快適だった。と申しております。)
落石があり危険なため20年ほど前から入れなくなったようですね?
玄武の名前の由来は四神から
前述したとおり、玄武洞公園にある洞窟、玄武洞は全部で5つ。玄武・青龍・白虎・朱雀(南朱雀・北朱雀)と四神の名をもつ洞窟です。
名前の由来となった四神とは中国神話に登場する世界の四方位を守護する聖獣のこと。
北の玄武、東の青龍、南の朱雀、西の白虎の4つ。四神の名前と全く同じですね?
これは大正時代に観光用に名付けられたようで、以前は5つの洞窟をひとまとめにして玄武洞と呼ばれていました。
玄武洞と名付けられたのは江戸時代後期でこの地を訪れた儒学者の柴野栗山によるもの。 柱状節理の様子が四神の玄武を連想させることから「玄武洞」と名付けられました。
石柱の断面が六角形で亀甲に似ているのと、長い石柱が蛇を連想させたからのようです。
火山から流れ出た溶岩が、ゆっくり冷え固まって、柱状節理をつくることが あります。これは、比較的厚い溶岩流が冷えて固まるとき、温 度が下がって岩石の体積が収縮してできる角柱状の割れ目で、 角柱の断面は六角形のことが多いようです。
玄武洞公園では、各洞窟でそれぞれ形状の異なる柱状節理を見ることができます。
玄武洞公園見どころ
玄武洞公園の見どころは5つの洞窟の美しい柱状節理ですが、 特に玄武洞、青龍洞は他のものより規模が大きく見応えがあります。
それでは登ってみましょう!
駐車場から休憩所
駐車場に車を停め、案内板にしたがって登って行きます。
階段や舗装されていない坂道が続くので、歩きやすい靴で。
木々が生い茂っているので木陰もありますが、階段などは暑いです。 日除けがある方がいいですよ?
登って行くとまず、休憩所があります。 駐車場から休憩所までは10分程度。 向い側にはトイレもありますよ?🚻
休憩所には玄武洞を分かりやすく説明したパネルや写真があります。 (ブログで使用している説明画はこちらで撮影したものです。)
まずはこちらに入って、ザックリ勉強していくと見どころがわかってより楽しく回れると思います。
1人につき350円〜でガイドさんに説明してもらいながら回ることもできますよ?
玄武洞までもうひと頑張り!
休憩所を出て、数段の階段を上がると目の前が玄武洞です。
玄武洞
玄武洞はいちばん六角柱状節理がわかりやすい洞窟です。 この規則正しい石柱が自然にできたものとは思えないくらい繊細で綺麗です。
玄武洞はよく写真などで見かけるので、目にした方も多いと思います。
次は右手青龍洞に行ってみましょう!
途中、円山川も望めます。(この写真ではわかりにくいですが…)奥行きのある景色は気分爽快!
青龍洞
玄武洞から青龍洞までは平坦な道を5分もかかりません。
柔らかな曲線美の柱状節理。
私は青龍洞がいちばん好きです。 女性的な優しさの中にも力強さを感じましたが、流れるような柱状節理は、一般的には龍を連想させるようです。
白虎、朱雀洞
次は、玄武洞まで戻って反対側の白虎、朱雀洞です。
こちらは階段と坂道多めです。まとめて10分程度。
まずは白虎洞。
北朱雀洞。
今回、南朱雀洞は落石のため見学できませんでした。
玄武洞公園詳細
料金 入場無料・駐車場無料
(玄武洞ミュージアムは800円)
所要時間 30分〜1時間
所在地 兵庫県豊岡市赤石1353
営業時間 9:00 ~ 17:00
電話番号 0796-23-3821
問い合わせ先
豊岡市役所大交流課 0796-21-9016
豊岡観光協会 0796-22-8111
城崎温泉観光協会 0796-32-3663
アクセス
JR城崎温泉駅からタクシーで約10分
JR城崎温泉駅からレンタサイクルで約15分 (城崎温泉街レンタサイクル、 城崎温泉観光センター、城崎温泉ツーリストインフォメーションSOZOROなど)
JR豊岡駅からタクシーで約10分
玄武洞レストラン
適度な運動のあとはお腹がすくものです。
玄武洞から下りてきて道路の向い側にはレストランもあります。
レストランでひと休み! クーラーが効いていて気持ちいい!
テラス席もありますが、暑いので室内で 円山川を眺めながら。
冷えた室内では、甘いものも美味しく頂けました。
メニュー、詳細はこちらで。 レストラン&カフェ | 玄武洞ミュージアム
終わりに
以前から観光本などで目にしていた玄武洞。 ようやく行く事ができました。
規模は小さいながらも見応えは十分!
旅行の行き帰りにちょっと寄れる気軽さも魅力です。
城崎方面に行かれた方は是非立ち寄ってみてくださいね?
では。