我が家には数本の山椒の木がある。
実が風で飛ばされて生えたのか、鳥が運んできたのかは分からない。
この季節になると葉を摘まねば・・・
といつも思う。
別に摘まなくてもいいのだけれど。
でも、家で摘んだ山椒の葉で炊いた佃煮は格別。
香りが違う‼️
家で炊いた佃煮を食べると市販のものは食べられない。
これがなかなか根気がいる作業。葉を一枚一枚千切ってカゴに入れる。
刺があるので軍手は必須!
どうにかもっと効率よくできないものか⁉︎
いろいろ試してみたが、やっぱり最後はこれに行き着く。
山椒の葉を摘むには時間と忍耐が必要!
近所のおじちゃん出現!
「何しとん⁉️そんなん実山椒や!
山行ったら、もっとええ葉山椒がなんぼでもある!
早よ行くで!」
あたふたとそのまま袋だけ持って車を走らせる。
隣にはおじちゃん。
実山椒?葉山椒?違うの??
おじちゃんに言われるがまま、車を走らせ山に。
「ほれ見、あれや、あれもあれも。」
結構方々にあるようだ。
これは野山椒なのか⁉️
枝にも束になって生えているので取りやすい。
が、刺も強烈!
はめていた軍手に刺が引っかかる。
急いで出たのでスマホを持たず。
取り敢えず枝を一本拝借。
上の写真は我が家のもの。
下の枝だけのが山山椒。
色も形も全然違う!
山で採った方が色が濃くて香りが強い。
これをまずした茹でしてから刻む。
沸騰したお湯に山椒の葉を入れた時に立ち込める山椒の爽やかな香りが堪らない!
あぁ、山椒の季節になったなぁ〜‼️
そして薄口醤油を入れて炊く。
おじちゃん曰く、みりんや酒を入れると黒くなるから入れない!
最初は醤油だけ入れて炊いたが、やっぱり少し甘味が欲しいので後からみりんを少し足した。
今年はいつもの倍採れたので、半分はした茹でして冷凍することにした。
しばらくは山椒の葉の佃煮が楽しめそう!