京都旅行の続きです。
前回は青蓮院門跡のライトアップでした。
今回は東福寺です。
その前に、私が京都のお寺巡りに嵌ったキッカケをお話します。
それはこれです。
数年前に読んだ、望月麻衣さん作の本です。
この本、京都の観光本か?と思うくらいに京都の事が詳しく書いてあります。
それまではお寺には全く興味無かったのですが、観てみたいな?と思い、最初に訪れたのが南禅寺(山門)と東福寺です。
この時の東福寺の荘厳な佇まいに圧倒され、また行きたい!と思うようになりました。
派手さはないです。どちらかと言うと、白、黒二色で地味かもしれません。
でも、この落ち着いた雰囲気が好きです。
では、東福寺に行ってみましょう!
東福寺境内と周辺地図です。
http://www.tofukuji.jp/temple_map/files/images/map_large.jpg
まずは山門。
現存最古、国宝です。
うーん…私の写真では荘厳さが伝わらん!
実際はもっと迫力があります。
今回は山門も特別公開されてました。
東福寺には橋が3つあります。
こちらは臥雲橋から撮った写真です。
私は臥雲橋からの眺めが一番好きです。
紅葉してくると、上の景色が真っ赤になり、下を流れる小川にも紅く染まった落ち葉が流れてとてもキレイです。
偃月橋
この橋を渡ると龍吟庵があります。
東福寺 龍吟庵
龍吟庵は東福寺塔頭の一つです。
東福寺第三世住持、大明国師の住居跡で現存最古の方丈。国宝です。
方丈は撮影禁止なので、お庭を。
龍の庭
龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を表現されています。
二本突き出た角のような石が龍頭。白砂は海を、黒砂は黒雲を表しています。
不離の庭
狼に襲撃されそうになった国師の身を二頭の犬が守ったという、国師の故事に基づいて作庭されたそうです。
三庭とも重森三玲によって手掛けられています。
中に入るとお寺の方が、一つひとつ説明してくれます。
分かりやすく、リズミカルに説明されるので聞き応えがありました。
やっぱり東福寺はいつ来ても落ち着きます。
最後に、賞味期限10分のモンブランを食べてみました。
モンブランだけで何種類かありますが、私はオーソドックスなものを。
希望者には自分が注文したモンブランを作る工程を見せてもらえます。
フォークを入れると、サクッと音がします。
中に焼きメレンゲが入っているんですね?
あっさりしてて美味しい!
栗の味も濃くて、口に入れるとサクサクした食感が楽しめます。
動き回った後の、甘いものは格別ですね?
美味しいケーキも食べたし、もう少しウロウロしたら帰ることにします。
紅葉には早いですが、その分人が少なくゆっくり眺める事ができます。
お寺巡りはいつ来てもいいもんですね?
では。